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HIFANA - TEJIME
日本を代表するブレイクビーツユニット、HIFANAの9年ぶりの新作「TEJIME」のミュージックビデオを制作しました。
パッドを叩いて演奏するスタイルと、音と同期したアニメーションで独自の世界観を築いてきた彼らの数々のミュージックビデオは
そうそうたるすばらしい監督たちの手によって生まれました。
その最新作を手掛けることができたのはとても光栄なことです。
テーマとしてあったのは、これまでよりもっと音と映像をシンクロさせ、光の洪水のような視覚刺激の強い映像作品を作ることでした。
完成時期を決めるにあたって、時期とテーマがとてもフィットしたので、このMVで新しい時代の到来を盛大に祝おうということになり、新元号発表に合わせてリリースすることとなりました。
見世物小屋
見世物小屋
まず最初に奇妙でユーモラスなHIFANAのキャラクターが登場する
見世物小屋を舞台にしたいなと思いました。
まだ新キャラクターが決まる前にこの構想だけはありました。
HIFANAの小屋は見世物小屋のタブー感と、ネオンギラギラの
昭和のパチンコ店とを組み合わさったような外観をしています。
上の大看板はねぶた祭りみたいな感じです。
HIFANA
KEIZOmachine!
JUICY
HIFANA
作品ごとに新たなキャラクターに生まれ変わるHIFANA。
その世界観を長きに渡り作り上げてきた、JUICYの実兄のグラフィックデザイナー、MAHAROさんが手掛けてくれました。
二人のキャラクターの決めごとは、KEIZOmachine!はテック、JUICYはアナログなイメージ。
このMVではHIFANAのテーマである音とのシンクロを極端に表現するため、音楽を構成するすべての音をキャラが演奏して出すという方針を立てました。
これを実現するために、MAHAROさんと長いやり取りの末、4本のアームを持ったメカを操るKEIZOmachine!、和太鼓を叩く怪力の巨漢JUICYが生まれました。
感謝くん
感謝くん
HIFANAの世界に度々登場するこのキャラクターは感謝くんです。
前作、HANABEAMではちょい役でしたが、大好きなキャラクターなので、
今回は見世物小屋の進行役に始まり全編にわたって登場してもらっています。
フグリくん
フグリくん
前作、HANABEAMで大活躍したフグリくんです。
今回もオーディエンスとして大勢参加してもらいました。
毎回、大変な目にあっていますね。
おいろけ 天女
客の呼び込みから楽器、コーラスまでこなすクールな天女。
女性キャラがいるといないでは華やかさが全然違うということで天女が紅一点で登場することになりました。
監督KEN IMAIデザインのキャラクターです。
ダルボット
VJでは過去に登場していますが、ミュージックビデオでは初登場のダルボット 。
往年のタツノコプロの「びっくりどっきりメカ」のように大量に登場します。
天女
ダルボット
巨大メカ
あらすじ
巨大メカ
この巨大メカは、HIFANAの最終形態として現れます。
音響機器、表面のLEDマッピング、レーザー搭載の超巨大多脚ロボットです。
メインの部分はフィギュア作家のTKOくんがHIFANAキャラを使って作った正月の熊手のデザインがベースになっています。
あらすじ
美しい天女に誘われるがままにたどり着いたのは、ギラギラとネオンがまぶしい、妖しげな雰囲気を放つ見世物小屋。
「これより異界」と書かれた通路を抜けると異形の者たちが大勢集まり、見世物小屋のメイン、HIFANAを呼び込もうとしている真っ最中であった。
ボルテージが最高潮に達したところで始まった、新しい時代「令和」を祝う彼らの演奏は徐々に過激さを増していき・・・
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